かくりよの宿飯3巻・漫画試し読み・あらすじと感想

かくりよの宿飯3巻・漫画試し読み・あらすじと感想

こちらでは漫画「かくりよの宿飯」3巻のあらすじ(ネタバレ含む)と感想を紹介しています。

・単行本(コミック版)3巻=11話12話13話14話15話

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かくりよの宿飯とはどんな話?

妖怪を見ることができる主人公が、借金のかたにあやかしの嫁にされそうになり、それを回避するために自力で働いて借金を返していくストーリーです。
あやかしだらけの宿屋で、料理好きな主人公が料理をふるまい、だんだんと妖怪たちと仲良くなっていきます。

原作は小説(ラノベ)で、自分で作ってみたくなるような料理とか、言葉の言い回しなどで心に響いた言葉とかがたくさんでてきますし、内容もすごく面白いです。

もし漫画より先を読みたい!ということであれば、小説(ライトノベル)にて文章で先に展開を確認してみるといいですよ。
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登場人物紹介

津場木葵・・・大学2年生。料理が得意。
津場木史郎・・・葵の祖父で故人。
大旦那・・・天神屋の主人。鬼神。
銀次・・・天神屋の若旦那。九尾の狐。
松葉・・・天狗の大御所。
暁・・・天神屋の番頭。土蜘蛛。鈴蘭という妹がいる。
お涼・・・若女将。雪女。大旦那ラブ。

かくりよの宿飯3巻あらすじ

大旦那から妖都切子の器を貰った葵は、その器に作ったアイスを入れ、匿っている鈴蘭のところへ差し入れしようとすると、そこでは土蜘蛛姿の鈴蘭と暁が大げんかしているのだった。
原因は、鈴蘭が史郎は死んでいるのに、現世へ行くと言っているからで、暁はそれを止めていたのだ。

現世へ行きたいという鈴蘭、大旦那は葵にも問いかける。
現世に行きたいかと。
葵は行きたいと言うが、史郎もおらず親戚もおらず、現世に帰りたい理由がないことに気づく。

大旦那に離れで食事処をしていい許可を得た葵。
離れではお涼の熱が下がって一安心だったが、鈴蘭と喧嘩した暁が怪我をして離れの側で休んでいた。
親子丼を作った葵は、お涼と暁にふるまう。
葵の料理には霊力を回復する特別な効果があるらしい。

葵は鈴蘭から現世で史郎に助けられたいきさつを聞く。
これは現世へ行くことを止められないと思った葵は、鈴蘭と仲直りするよう暁を説得する。

葵は母に捨てられ食事も取れていなかった時、お面を付けたあやかしに食事を与えられた過去の記憶の夢をよく見るようになる。
そのあやかしを探したい葵に、銀次は難しいかもしれないが、往来の多い天神屋にいれば、いつかは会えるかもとアドバイスする。

銀次にもらったタケノコを料理していると、お涼やお庭番のカマイタチたちも集まり、葵は美味しい匂いには、あやかしも気にせずにはいられない不思議な力があるのだと改めて思うのだった。

鈴蘭と仲直りするために、史郎との思い出の水餃子の作り方を暁に教える葵。
暁はしぶしぶ作るだけ作ると、あとは葵に任せて逃げてしまう。
葵は鈴蘭へ水餃子を持っていき、水餃子を食べた鈴蘭は、史郎と過ごした幸せの時間を思い出すのだった。

鈴蘭を無理やり嫁がせようとしていた者たちが天神屋を攻撃しだす。
暁が攻撃に対応しているうちに、大旦那の命令で葵は鈴蘭を連れ、現世へ向かう。

現世では鈴蘭の希望で史郎の墓へ案内する葵は、自身も墓参りしたことで現世の未練がなくなるのを感じていた。
鈴蘭と別れた葵は、迎えに来た大旦那とともに隠世へ戻っていくのだった。

かくりよの宿飯3巻感想

豆腐アイスとか水餃子とか、今回も美味しそうな料理が出てきました。

そうそう、葵にとって、天神屋での味方っぽい人がだいぶ増えてきましたね。

元若女将、若旦那、かまいたち、暁とか。

やっと食事処が開けるようになりそうだし、無職解消!借金返済への一歩ですね。

祖父史郎が好みではなかったはずの、あやかし好みの味付けを葵に教えたのは、葵の想像どおり、あやかしから狙われる葵を思っての行動でしょうね。
葵の作った料理には、霊力を回復させる能力があることも知っていたのかもしれません。

まあ、その祖父のせいで大旦那の嫁になる契約を勝手にされてしまっているのですが。

私としては大旦那押しなので、葵には食事処で存在感を出しつつ、いずれは大旦那の嫁になってくれるといいな~

葵が幼いころに飢餓で苦しんでいた時に助けてくれたあやかしのことを知っている発言の若旦那と大旦那。
うーん、どちらかが、そのあやかしなのかしら?
謎ですね。

さ、次回以降は食事処の開店ですね!楽しみです。

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