landreaall(ランドリオール)はめちゃくちゃ面白い話だと私は思います。
なかなか壮大で奥が深い話でこの話特有の設定もあるので、そういったことをちょっとまとめてみました。(ネタバレ含む)
だいたい1~30巻あたりのことをざっくりまとめています。
ちょっと長くなってしまったので、気になるところがあれば目次から飛んでください。
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landreaall(ランドリオール)の世界観とあらすじ
landreaall(ランドリオール)の舞台はアトルニア王国。
王国とはいうものの、20年ほど前に起きた革命から王は不在。
よくある王家というと世襲制が思い浮かぶと思うが、アトルニア王国の場合は、王が死んだら次の王はその子というわけではない。王を決める円卓会議というものがあり、円卓の12人の玉階(キングメーカー)と呼ばれるメンバーが各々王位継承候補者を推挙。その王位継承候補者の中から王を決定するのだ。
円卓会議といえばイギリスのアーサー王なんかを思い出したりもする人もいるかもしれない。
とにかく王を決める方法が面白いやり方だなと思う。
landreaall(ランドリオール)の主人公であるDXはその王位継承候補者の1人で、その位は第4位と上位である。とはいえ、では1位なら次の王なのかというとそうではない。現在のところ、その順位が円卓会議にどの程度重要なのかは分からない。
主人公が王位継承候補者ということもあり、その周りには王侯貴族、議会、他国の要人など国の重要な役割をする方々がたくさんでてくるが、本人が育った環境と自由奔放でつかみどころのない性格なところから、平民や野生生物などとのふれあいも多い。
物語の中では、竜やモンスター、野生生物といった生物が多く出てくる。傭兵の親を持つ主人公は傭兵流の剣術やニンジャに教わった忍術や格闘術が得意で、そういった危険種を軽くあしらえるほどの腕前である。
この世界には天恵という特殊な能力を持つものがいる。
持つ者と持たない者がいるが(自覚がないものもいる)、その能力はテレパシー能力、洞詠士の能力、怪力の能力、人の記憶に関する能力などさまざまである。
また特殊な能力を持つジェムという石もある。その能力は照明のような光を放つもの、治療や探知といったさまざまなものがある。
主人公の近しい人間にニンジャが出てくる。
基本的には隠密行動が主体であるが、主人公や主人公妹のように忍術が使えるニンジャ以外の人物もいる。ちなみに王都に確認されるニンジャは3名と少ない。
主人公DXなどに使われるDXというのは本当の名前ではなく、対外的に使う公共名のようなものである。
DXなどの王家に近しい長男などには、聖名(本当の名前)を持っており、本当に近しい人物にしか教えられない。というのも、聖名を使用して呪われ殺されたりする危険があるからである。
そして隣国クレッサールには、呪術を使う部族がいて、物語にはたびたび呪術師が出てくる。
聖名を持つものはDX以外にはTT(ティ・ティ)がいる。
アトルニア王国の王が革命後長い間不在だったのだが、物語が進むにつれ、主人公の父が関わる革命について、表向きの革命の出来事、そして革命の真実、そして本当の革命の真実の真相が明かされていく。
ちなみに「新王編」では数十年ぶりに王が誕生するが、DXが王位継承候補者なのはそのままである。
主人公DXがそういったことに関りながら、アカデミーで友人ができたり、友人を取り戻すために他国へ行ったり、馬上槍試合に出たり、革命の陰謀に巻き込まれたり、恋心を抱いたりとストーリーは進んでいく。
もし今から初めてlandreaall(ランドリオール)を読むなら、何巻まで読むべきか?
この記事を描いている2021年1月時点で最新刊は36巻まで刊行されている。
できれば36巻まで全部読んでほしいが、もしどこかでいったん区切りがあるところまで読みたいということであれば、最初から「新王編(30巻)」までは一気読みすることをおすすめする。
ちょいちょい革命に関する話は出てくるのだが、革命に関わっているDX父とそれに関わる陰謀の話が、いったん「新王編」で区切りがつくからだ。
ちなみにストーリーは以下の流れで進んでいる。
①火竜編
②聖名編
③ウルファネア編
④アカデミー騎士団編
⑤夏季休暇編
⑥女神杯編
⑦クレッサール編
⑧新王編(30巻)
⑨騎士候補生編
⑩ダンジョン編
「新王編」まででも長いと思われるかもしれないが、だいぶ前の伏線がここで解消されるのか!みたいなのがあって、続けて読んでもらうほうが「あ~~~なるほど」となります。あとはあそこで出てきたあの人がここに繋がった!とかね。
例えば、
・ロビンの父親は誰なのか
・ユージェニの父親は誰なのか
・フィルの代わりにDXが出たバイトで出会ったマダムが実は誰だったのか
・ロビンの一件で危険にさらされたルーディーやライナスが、国外に遊学中に偶然見つけた奴隷が誰であるか
他にもありますが、「新王編」まで読めば、このあたりはだいたい解決しますね。
やっぱり全て繋がっているんだな~と実感。
区切りの話ではそうですが、現在やってる「ダンジョン編」も面白いんですよ。
ダンジョンの階層ごとに色々あって面白いのですが、36巻の最後では、アリに喰われそうなイオンを見たシスコンDXが飛びかかっていくところで終わっちゃいます。イオンは助かるのか?続きが楽しみです。
余裕があるなら、そちらも読んでほしいですね。
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塵も積もればで、30巻大人買いでかなり差が出てしまいます。
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landreaall(ランドリオール)の登場人物キャラクター
とりあえず登場人物キャラクター5名を紹介。
DX・ルッカフォート
・聖名はディクスン・ノクト・ルッカフォート
・革命の英雄リゲイン・ルッカフォート将軍と女傭兵ファレルの長男
・一見ぼんやりとして見えるが、傭兵流の剣術、忍者流の格闘技や忍術が使えてかなり強い
・右腕には竜創(ドラゴンの組織)がある
・現在のところ天恵はない
・裏表がなく、家柄よりも人間性を重視している
・なぜか自覚がないが、重度のシスコン
・現在のところ、2人の好きになった女性とは、報われない結果となっている
野盗やモンスターなどに襲われているDXはかなり戦闘力が高いので、鍛錬を怠らないのが今まで生き残れている結果に繋がっています。
一番の謎は、なぜ自分がシスコンだと気づいていないのか。まあ妹もお兄ちゃん大好きっ子なので、相思相愛ってことでいいのかもしれない。ただシスコンなわりに、「クレッサール編」で別人に化けたイオンに気づかない(六甲は即気づいた)こともあり、妹かどうかをどこで判断しているのか謎(胸のありなし?)。
恋愛に関しては、ディアのことはかなり厳しいのは確かだけど、まだ希望があるかもしれない(今後の展開に期待)。
イオン・ルッカフォート
・素直でかなりのお転婆、明るくてまっすぐな性格
・棒術、格闘技や忍術が使えて、かなり強い
・かなり身軽で建物3階の壁をよじ登るなど朝飯前。
・地元エカリープや王都など友人が多い
・普段の容姿からは気づかれないが、ドレスアップすればかなりの美人になる
・お兄大好きっ子
・まだ自覚はないが「ダンジョン編」では天恵を持ってそうな雰囲気
エカリープで最初の子どもだったDXと違い、地元でも王都でも友人が多く、かなり可愛がられています。素直で明るくてまっすぐなところが魅力。
戦闘力はかなり高いが、自分の強さはDXと同じ位だと思っている様子(その件に関しては皆は無言を貫いている)
「アカデミー騎士団編」では大活躍し、他の男子生徒に戦闘力がバレているが、なぜかライナスだけは一緒に戦っているはずなのに、イオンがただのお転婆だと思っている。
六甲はDXとイオンの間だと決めたのに、友人に弟だと言ってしまったイオンがDXに問い詰められ、わけが分からなくなってぐるぐるとゲシュタルト崩壊していく可愛いイオンを「妹っていいな」と羨ましがるTT(ティ・ティ)。ちなみにTTには妹がいる。
六甲
・DXとイオンの護衛ニンジャ
・ルッカフォート家に仕えているが、DXとイオンからは弟、ルッカフォート夫妻からは子供同然に扱われている
・ニンジャは本来背が低くなる薬を利用して小さいのだが、ルッカフォート家の意向で薬を飲んでいないため背が高い
・普段は「転气」という術を使っており、人に見えていない
・ルッカフォート家が主従関係を好んでおらず、またDXたち自身が強いこともあり、単純な主従関係(護衛対象)とは言えない不思議な関係であるため、本人は振り回されている
ニンジャの心を持ち、だけど主従関係は望まれず・・・と色々と振り回されっぱなしだが、すごくいい方向に成長していると思います。
アニューラス・バラライカ
・アンと呼ばれている
・DXの玉階
・かなりしっかり者で、頼りになる
・DXをサポート、助言したりと活躍するが、DXには手を焼かされている
・性別が不明
いまだに性別不明の謎。
DXはかなりアンちゃんに助けられていると思う。
メイアンディア・クラウスター
・ディアと呼ばれている
・真祖の家系
・聡明で才女で美人
・DXの見合い相手の妹
・人の記憶に関する天恵を持つ
・DXとは両想いだが別の相手と結婚が決まっている
カップケーキを1週間放置したら痛むという認識がないエピソードがあり、そういった部分を見ると、やっぱりお嬢様だと再認識する。
結婚相手が王に即位したが、ディアの母の意向からディアは結婚ではなく現在婚約という形をとっているため、もしかしたらDXにもまだ希望があるかもしれない。
landreaall(ランドリオール)はアニメ化はしているのか?
landreaall(ランドリオール)は今のところアニメ化はしていません。(2021年1月末時点)
アニメ化されたら、DXや六甲、イオンなどの戦闘シーンとか、すごく迫力ありそうです。
鬼滅の刃みたいな戦闘の遠近感とかスピードとか迫力とか、ああいった感じに作ってくれると嬉しいなー。
いつかアニメ化してほしいのですけれどね。期待しています。
ただ、OVAはあります。
単行本29巻の限定版にDVDで収録されています。
限定版でないもの(DVDが付いてないバージョン)は入手できますが、現在限定版を入手するのは難しいかもしれませんね。
下記に一応リンク先載せておきますが、現在「注文できない商品」となっています。残念。
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landreaall(ランドリオール)のまとめ
始めてlandreaall(ランドリオール)を見たのは学生の時、友人に借りてでしたが、結局自分で集めて読んでるくらいはまっちゃった漫画の一つです。
ちょっと忘れている部分もあるのでざっくりですが、何か参考になれば幸いです。
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